中学生の学習方法として、どの教科から学習を始めるのが良いのか？

中学生の多くが、家庭での学習方法や学習塾、通信教育での学習に悩みを持っているのではないでしょうか？
何故悩むのか？それは、思うように成績が伸びないためです。
学習の成果が出て、テストで良い点が取れれば悩むことはないでしょう。

もし、今行なっている学習方法で成績が伸びていないのであれば、その方法を見直す必要があります。

中学生が学校で学ぶ主な教科は、英語・数学・国語・理科・社会の５教科ですが、学習の成果を上げるためには、科目ごとの特徴をとらえて「こう勉強すれば成績が上がる」という明確な学習方法を教えてあげる必要があります。
この５教科の内、どの教科も成績を上げたいと思うと思いますが、一気に全ての教科の学習に取り組む事はやる気を失わせる要因にもなります。
ですので、まず2教科に絞って学習することをお勧めします。

では、どの教科から学習するのがよいでしょうか？
私のおすすめは、一番成績を上げたい教科から取り組むことです。
何故かというと、その教科に対して「成績を上げたい」という強い気持ちがあることと、一番成績を上げたい教科＝苦手教科である可能性が高いためです。
苦手教科の学習に取り組み、テストでこれまでにない良い点数を取ることが出来たなら、苦手意識を克服することができ、良い点数を取ることが出来たという成功体験になります。
その経験が、苦手科目や学習に対する意識に変化をもたらし、学習が嫌なものでなくなってきます。

全ての教科を一気に学ぼうとせずに、まず苦手な２教科に注力して学習を行なうことが、テストで良い点数を取る事につながります。
そして、その成功体験という経験によって学習＝苦手、嫌というイメージがなくなり、次からより学習に身が入るようになり、テストで良い点数を取ることが出来るようになるのです。