楽チン計算! 「時差」を完全解決!(地理) | 中学生の「社会」のコツ

教科ごとの勉強法

「時差」の計算で、応用問題が…。

 
中学生から、社会のご質問が届きました。

「時差の計算で、応用問題が…。

 ロンドンは今、何時かと聞かれても…」



大丈夫、安心してください。

すぐ分かる方法がありますよ。


今回も「経線」を使い、

時差をサクッと求める方法

お見せしちゃいます。

海外の「時刻」を求める計算も、

ススッと解決です。


読めば“お得”な地理レッスン。

さあ、成績アップへ、行きますよ!


■まずは準備体操を!

“えっ? 経線って何ですか”

“地図上に引かれた、縦の線…?”

と驚いた人はいませんか。

でも、そんな皆さんは、

こちらのページをまだ読んでいませんね?


「緯度」と「経度」

地球上での位置(住所)を表す


大事な地理のコツを、

しっかり解説しています。


もう1つのページでは、さらに、

「時差」の計算方法 (基本)

を説明しました。


大きく差がつく「時差」について、

根本を説明し、中1地理のコツ
示しています。


読んだあとに戻ってくると、

“すごく分かるようになったぞ!”

と実感がわくでしょう。


(ネット検索で、

 途中から読み始めた中学生も
 いると思います。


 大事なページは、リンクを貼って
 読めるようにしておきますね。

 社会のコツは、基礎から順に
 積み上げることです。


 一歩ずつ、実力アップできますよ!)



“夜明けの国” ―― 日本

では、準備のできた中学生に向けて、

本題へと進みましょう。


結論から言うと、

世界の中で、日本はかなり早く
 夜が明ける国である


(= 日本が朝なら、他国はまだ夜

このようになります。


皆さんは、「日本」という国名の

成り立ちを知っていますか。

“日の本(ひのもと)”

つまり、世界でいち早く、

「夜が明ける国」という意味なのです。


(実際、中国より日本は“東”にあるので、

 早く夜が明けます

 太陽は「東から上る」からですね。)


そして――

“準備体操”を終えた皆さんは、

日本とロンドンの時差が

「9時間」だと知っていますね。


ですから、次のような、

よくある応用問題

にも、簡単に答えられます。

----------------------------------------
[よくあるテスト問題]

・日本は今、4月15日、午前10時である。

 ロンドンの、現在の日付と時刻を答えよ。
----------------------------------------

あっという間に答えられますよ。

(答)4月15日、午前1時

となります。


なぜそうなるか?

パパッと分かる解説です。


ロンドンと日本の時差は「9時間」ですね。

ですから、日本の時計の、

時間を9時間戻せば、
ロンドン時間になるのです。



覚えるルールは、たったこれだけ。

・時差が分かったら、時計を戻せばよい

(=日本が朝なら、他国はまだ夜


これでサクサク解けますよ!


“おおっ!”

という声が聞こえました。

そう、これが成績アップの鍵です。



■テスト問題を攻略!

よくあるテスト問題を、

さらに見ていきましょう。

---------------------------------------
・日本は今、4月15日、午前10時である。

 カイロの、現在の日付と時刻を答えよ。
---------------------------------------

カイロ(東経30度)についても、

準備体操で時差を測りましたね。

時差は「7時間」でした。


日本時間から、時計を7時間戻します

よって、

(答)4月15日、午前3時


簡単ですね!

日本が朝なら、他国はまだ夜

必殺のコツです。


どんどん行きましょう――

------------------------------------------
・日本は今、4月15日、午前10時である。

 ニューヨークの、現在の日付と時刻を答えよ。
------------------------------------------

こちらも準備体操で、

ニューヨーク(西経75度)との時差は

「14時間」と分かっています。


日本時間から、時計を14時間戻す

すると、前日まで戻りますね!


(答)4月14日、午後8時


そう、これでいいんです。

日本が朝なら、他国はまだ夜

成り立っています。


“おおっ!!”

感動の声が出ましたね。

「時差の計算」は、怖くありません!



<おまけ>

もちろん、

×日本より早く朝が来る国はない

とか、そんなことはありません。


日本は「東経135度」ですね。

日本より東にある国・地域なら、

日本より早く朝が来ます。


(そういう地域が“少ない”というだけです。

 東経の最大値は「東経180度」であり、

 太平洋の上ですね。⇒ 日付変更線 )


ですから、

日本(東経135度)と、

日付変更線の間にある地域だけは、

時計を戻すのではなく、進めます


たとえば、オーストラリア東部は、

「東経150度」で標準時を決めているので、

日本より早く朝が来ます。


ニュージーランドもそうです。

首都オークランドは、「東経175度」ですね。


これらの地域は、

“日本よりも東にある”ので、

時計を進めましょう。


ここまで分かれば、万全ですね!



さあ、中学生の皆さん、
次のテストは期待できそうですね。


定期テストは、「学校ワーク」から
たくさん出るものです。

スラスラできるよう、
繰り返し練習しましょう。


社会もググッと、上げられますよ!
 

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