「時差」の計算で、応用問題が…。
中学生から、社会のご質問が届きました。
「時差の計算で、応用問題が…。
ロンドンは今、何時かと聞かれても…」
大丈夫、安心してください。
すぐ分かる方法がありますよ。
今回も「経線」を使い、
★時差をサクッと求める方法
お見せしちゃいます。
海外の「時刻」を求める計算も、
ススッと解決です。
読めば“お得”な地理レッスン。
さあ、成績アップへ、行きますよ!
■まずは準備体操を!
“えっ? 経線って何ですか”
“地図上に引かれた、縦の線…?”
と驚いた人はいませんか。
でも、そんな皆さんは、
こちらのページをまだ読んでいませんね?
◇「緯度」と「経度」
⇒ 地球上での位置(住所)を表す
大事な地理のコツを、
しっかり解説しています。
もう1つのページでは、さらに、
◇「時差」の計算方法 (基本)
を説明しました。
大きく差がつく「時差」について、
根本を説明し、中1地理のコツを
示しています。
読んだあとに戻ってくると、
“すごく分かるようになったぞ!”
と実感がわくでしょう。
(ネット検索で、
途中から読み始めた中学生も
いると思います。
大事なページは、リンクを貼って
読めるようにしておきますね。
社会のコツは、基礎から順に
積み上げることです。
一歩ずつ、実力アップできますよ!)
…
■“夜明けの国” ―― 日本
では、準備のできた中学生に向けて、
本題へと進みましょう。
結論から言うと、
・世界の中で、日本はかなり早く
夜が明ける国である
(= 日本が朝なら、他国はまだ夜)
このようになります。
皆さんは、「日本」という国名の
成り立ちを知っていますか。
“日の本(ひのもと)”
つまり、世界でいち早く、
「夜が明ける国」という意味なのです。
(実際、中国より日本は“東”にあるので、
早く夜が明けます。
太陽は「東から上る」からですね。)
そして――
“準備体操”を終えた皆さんは、
日本とロンドンの時差が
「9時間」だと知っていますね。
ですから、次のような、
★よくある応用問題
にも、簡単に答えられます。
----------------------------------------
[よくあるテスト問題]
・日本は今、4月15日、午前10時である。
ロンドンの、現在の日付と時刻を答えよ。
----------------------------------------
あっという間に答えられますよ。
(答)4月15日、午前1時
となります。
なぜそうなるか?
パパッと分かる解説です。
ロンドンと日本の時差は「9時間」ですね。
ですから、日本の時計の、
時間を9時間戻せば、
ロンドン時間になるのです。
覚えるルールは、たったこれだけ。
・時差が分かったら、時計を戻せばよい
(=日本が朝なら、他国はまだ夜)
これでサクサク解けますよ!
“おおっ!”
という声が聞こえました。
そう、これが成績アップの鍵です。
…
■テスト問題を攻略!
よくあるテスト問題を、
さらに見ていきましょう。
---------------------------------------
・日本は今、4月15日、午前10時である。
カイロの、現在の日付と時刻を答えよ。
---------------------------------------
カイロ(東経30度)についても、
準備体操で時差を測りましたね。
時差は「7時間」でした。
日本時間から、時計を7時間戻します。
よって、
(答)4月15日、午前3時
簡単ですね!
日本が朝なら、他国はまだ夜。
必殺のコツです。
どんどん行きましょう――
------------------------------------------
・日本は今、4月15日、午前10時である。
ニューヨークの、現在の日付と時刻を答えよ。
------------------------------------------
こちらも準備体操で、
ニューヨーク(西経75度)との時差は
「14時間」と分かっています。
日本時間から、時計を14時間戻す。
すると、前日まで戻りますね!
(答)4月14日、午後8時
そう、これでいいんです。
日本が朝なら、他国はまだ夜。
成り立っています。
“おおっ!!”
感動の声が出ましたね。
「時差の計算」は、怖くありません!
…
<おまけ>
もちろん、
×日本より早く朝が来る国はない
とか、そんなことはありません。
日本は「東経135度」ですね。
日本より東にある国・地域なら、
日本より早く朝が来ます。
(そういう地域が“少ない”というだけです。
東経の最大値は「東経180度」であり、
太平洋の上ですね。⇒ 日付変更線 )
ですから、
日本(東経135度)と、
日付変更線の間にある地域だけは、
時計を戻すのではなく、進めます。
たとえば、オーストラリア東部は、
「東経150度」で標準時を決めているので、
日本より早く朝が来ます。
ニュージーランドもそうです。
首都オークランドは、「東経175度」ですね。
これらの地域は、
“日本よりも東にある”ので、
時計を進めましょう。
ここまで分かれば、万全ですね!
…
さあ、中学生の皆さん、
次のテストは期待できそうですね。
定期テストは、「学校ワーク」から
たくさん出るものです。
スラスラできるよう、
繰り返し練習しましょう。
社会もググッと、上げられますよ!
合わせて読みたい!成績アップにつながるオススメページ
教科ごとの勉強法を知り、「50点アップ」へ!
「勉強のやる気」は本当に出るのか?
「オール5中学生の勉強法」 トップページ
合同会社エンカレッジ
代表 佐々木勇気
こんにちは、佐々木です。
私は10年間で200名以上の中学生の生徒さんを指導してきましたが、そのうち8割以上が「塾に行っても成績が上がらない」という悩みを抱えていました。しかし、多くの中学生の生徒さんを教える中で、そんな生徒さん達に共通する特徴があることが分かりました。⇒続きはこちら
2日間で習得する評論読解セミナーを開催しました!
24時間で習得する英文法セミナーを開催しました!
茨城県在住 飛田様
中3の娘の成績が上がらず、
何か手立てはと悩んでいました・・・
愛知県在住 渕田様
私自信のあせりからか、
子供たちにプレッシャーを・・・
私は中学時代にオール5を取りました。
なぜそれが可能だったのか?
その秘密をこのサイトで公開しています
⇒詳細はこちら
このサイトでは中学生の生徒さんたちの成績アップに直結する学習方法をご紹介しています。
成績が「オール5」であった私だけが出来るわけではなく、実際に私の教え子たちが成果を出して来た実績のあるノウハウをご紹介しています。
次のテストで50点アップできるよう、一緒に頑張っていきましょう。⇒続きはこちら