「予習」と「復習」、どちらが重要？ | 中学生の「成績アップ法」

「予習」と「復習」、どちらが大切ですか？

　
中学生の親御さんから、こんなご質問を頂きました。

「予習と復習では、どちらが大切ですか？」

結論から言いますと、

復習の方がずっと大切です。

テストの得点は、
復習の質で決まるからです。

この事について、以下でご説明しますね。

■確実に「出る」ものを復習 ⇒ 成績アップ！

最も典型的なのは、

定期テストの「社会」と「数学」です。

学校ワークから出題されるという
明確な傾向があります。

ですから、

ワークがスラスラできる事が
成果につながるので、

得点アップするには、

「テスト２週間前」からのワーク練習、
つまり復習が鍵なのです。

なお、社会の得点を伸ばす
“サクサク暗記法”については、

こちらのページをご覧ください。

数十点アップが狙えますよ！

数学の復習法についても、

・「教科ごとの勉強法」
・「頭が良くなる方法」

の２つのコーナーで解説したので
試してみてくださいね。

“正しい方法”で復習すれば、

定期テストの成績は目に見えて
上がっていきます。

「高校合格」への道筋は、

1. 定期テストで結果を出す［狭い試験範囲］

2. 模試（実力テスト）で結果を出す［広い範囲］

の順序で成績を上げる事です。

「１⇒２」の順にしか進めないので、

定期テストは重要ですよ！

■予習は、無理にしなくてもＯＫ

「春休みの学習法」でも述べましたが、

予習というのは、

平均的な中学生にとっては
難しい作業です。

まだ習っていない部分を
ゼロから独習するわけですから、

教科書を一人で解読せねばならず、
疑問が山積みになります。

要するに、

・行き詰まりやすく

・大して進まないし、身につかない

ことが多いのです。

すでに「定期テスト」「模試」ともに
高得点を取っていて、

“終わった部分はもう簡単”

“どんどん先に行きたい”

という上位の生徒さんなら、
予習をしてもＯＫですが、

平均的な中学生は、
「復習重視」の方が成績アップできます。

ご紹介している方法で、

次回の定期テストは
５０点アップも狙えるので、

どんどん取り入れて、周囲を驚かせましょう！
　