大好評、文法スイスイ! 「サ行変格活用」も楽勝! | 中学生の「国語」のコツ

教科ごとの勉強法

「サ行変格活用」って、何ですか…?(文法レッスン)

 
中学生から、文法のご質問を頂きました。

“サ行変格活用” って何ですか?

 よく分からなくて…」



大丈夫、安心してください。

とてもいい質問ですね!

あっという間に分かりますよ。


結論から言えば、

“サ行変格活用” は、「動詞の活用」の一種

「する」 がその代表

こうなります。


おそらく、動詞の話で、

“五段活用” は理解したけれど、

 “サ行変格” とは…?」

という疑問ですね。


ぜんぜん心配は要りません。

すぐ分かる「ポイント」

解説しますね。

これを押さえれば、
理解がグンと深まります。



読めば“お得”なレッスンです。

さあ、成績アップへ、行きますよ!


■まずは準備体操を!

“えっ? 動詞って何ですか?”

“動詞は、ウで終わる…?”

と驚いた中学生はいませんか。

でも、そんな皆さんは、

こちらのページをまだ読んでいませんね?


「動詞」とは何か (基本)


大事な「文法のコツ」を、

しっかり解説しています。


2つ目のページでは、

「活用する」とは、どういう事か

大事なルールを紹介。


まとめのページでは、さらに、

「五段活用」とは何か

これで決着をつけました。


大きく差がつく “活用” について、

根本を説明し、「テストの必殺技」
示しています。


読んだあとに戻ってくると、

“すごく分かるようになったぞ!”

と実感がわくでしょう。


(ネット検索で、

 途中から読み始めた中学生も
 いると思います。


 大事なページは、リンクを貼って
 読めるようにしておきますね。

 文法のコツは、基礎から順に
 積み上げることです。


 一歩ずつ、実力アップできますよ!)



■「する」は “サ行変格活用”

準備体操では、

“五段活用” の代表

「書く」

という動詞を取り上げました。


★「書く」+「呪文」

(呪文=ない、ます、マル。とき、ば、ビックリ、ウ~


・「書く」 + ない = 書 ない

・「書く」 + ます = 書 ます

・「書く」 + マル(。) = 書

・「書く」 + とき = 書 とき

・「書く」 + ば = 書

・「書く」 + ビックリ(!) = 書

・「書く」 + う = 書


(右の「赤い字」に注目!

 ⇒ 「か、き、く、け、こ」


「書く」の語尾は

「か、き、く、け、こ」

5種類の変化をします。


「5種類」の音だから

「五段活用」というのでしたね。


また、「かきくけこ」のことを

「カ行」というので、「書く」は、

カ行五段活用

なのでした。

この発想で、行きますよ。


では、「サ行変格活用」の代表、

「する」

で実験してみます。


★「する」+「呪文」

(呪文=ない、ます、マル。とき、ば、ビックリ、ウ~


・「する」 + ない = ない

・「する」 + ます = ます

・「する」 + マル(。) = する

・「する」 + とき = する とき

・「する」 + ば = すれ

・「する」 + ビックリ(!) = しろ! = せよ

・「する」 + う = よう


※ 呪文の「ウ~」は、

  ヒップホップ風に「ヨ~」(Yo) でもOKです。


(右の「赤い字」に注目!

 ⇒ 「し、す、せ」を含む音


「する」の語尾は

「し、す、せ」の音を

ずっと含み続けます。


ですから、

サ行(= さしすせそ)

なのは間違いありません。


しかし、「五段」ではないですね。

ならば “三段活用”

間違いではないのですが、

「し」「す」が多くて

「せ」は、たまにしか出ない

つまり、“変則的” です。


ですから、「変則」だと分かるように

サ行変格活用

と呼ぶのです!


“おおっ!”

という声が聞こえました。

そう、まさにこれが

「成績アップの鍵」


ビックリしましたね、ヨ~!

得点アップ、間違いなし。


“文法にも、コツがある!”

さあ、どんどん進みましょう。



■「勉強する」も “サ行変格”

「サ行変格活用」の代表は

「する」

だと説明しました。


ですから、類似の動詞も、

「サ行変格活用」です。


具体的には――

「勉強する」

「工夫する」

「急成長する」

などもそうです。

「する」を含む動詞は、

「する」の仲間だからです。


「呪文」を使った実験

(呪文=ない、ます、マル。とき、ば、ビックリ、ウ~


これを行えば、納得できますよ。

先ほどの、「する」を用いた実験を、

「勉強する」

でも試してくださいね。

深くうなずけるはずです!


“おおっ!!”

感動の声が出ましたね。

文法なんて、怖くありません!



「よしっ!」

という声がたくさん聞こえました。

“サ行変格活用”

◇その代表、「する」の活用

これらを理解したのですね。


全国の皆さん――

定期テストは、「学校ワーク」から
たくさん出ます。

スラスラできるよう、
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合同会社エンカレッジ 代表 佐々木勇気

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