英語の「実力テスト」で、高得点を取る！

英語の実力テストで、高得点を取る勉強法を教えて下さい。

　
中学生から、こんなご相談が届きました。

「英語のスコアなのですが、

　定期テストでは高いのに、
　実力テストでは下がってしまいます。

　どうすれば“実力”がつきますか？」

模試や実力テストで下がる生徒さん、多いですよね。

でも、安心してください。
実力をつけ、結果を出す方法はあります。

以下に要点をまとめるので、
ぜひ実践してくださいね。

「英語」では、“こんな中学生”が多いのですが、

あなたも当てはまっていませんか。

■定期テストは80点なのに、実力テストは平均以下…

■通知表は４なのに、模試の偏差値は50…

これが、「実力不足」とまとめられるお悩みです。

なぜこんなギャップが生まれるのか、
少し整理しておきましょう。

正直、定期テストで高得点を取るのは、
比較的簡単なんです。

定期テストの“狭い範囲”について

・単語を覚えて

・教科書を何度も読めば

文法があまり分からなくても、
“慣れ”で得点できるからです。

しかし、実力テストや模試は、

■「今まで習った全ての文法」が範囲

■しかも、各ルールの深い理解が必要

となっていますから、

本気で対策していないと
高得点は取れないんですね。

ただし、上記の背景をふまえれば、

実力テストや模試で「高得点」を取るには、
こんな勉強法が有効と分かります。

ポイントは２つです。

１：各単元の文法を完全に理解する事

習った全ての文法を“しっかり”理解し、
説明できる状態を目指しましょう。

中１生であれば、

・be動詞と一般動詞の区別ができる
・do does did を使うタイミングが分かる

・肯定文、否定文、疑問文の書き換えができる
・３単現のｓの説明ができる

などです。

中２生であれば、

・不定詞の用法を全て説明出来る（例文を作りながら）
・不定詞と動名詞を使う時の注意点が分かる

・疑問詞の文構造には３パターンある事を説明できる
・比較級、最上級、原級の変化を説明できる

などです。

中３生であれば、

・現在完了形の用法を全て説明できる（例文を作りながら）
・関係代名詞の用法を全て説明できる（例文を作りながら）

・日本語を見た時、現在分詞修飾、過去分詞修飾、関係代名詞の
　どれを使って英語にすべきか思考回路ができている。

などです。

２：入試によく出る「例文」になじむ

実力テストや模試で高得点を取るには、

入試によく出る例文を
暗記しておく必要もあります。

完全な暗記までは行かなくても、

日本語を与えられた時に、その場で考えて、
スラスラ英語に直せる力が必要だからです。

近年重視される、「英作文」の技術ですね。

ただし１点、注意が必要で、

・文法が分からないままだと、
　例文暗記、作文ともに効率が落ちます。

（文法の理解がゼロでは、

　例文じたいが理解できず、
　記憶に残すのが難しくなるからです）

こうした点で、

“文法を習得する”という「１」のステップは、
「２」の成果を決める、大事な土台です。

両者のつながりをよく知っておくことが
ポイントになりますね。

以上の点を意識することで、

定期テストの“狭い範囲”を脱し、
もっと広い、本当の学習ができます。

上記の「１」と「２」を実践すれば、
英語の実力が上がってきますよ！

さらに、

長文に慣れ、英語のセンス自体を
伸ばす方法として、“音読”もお勧めです。

こちらのページでご紹介しているので、
英語を得意にしたい方は、ぜひご利用ください。
　