究める! “ want ”は「一般動詞」 | 中学生の「英語」のコツ

教科ごとの勉強法

“ want ” はなぜ、「一般動詞」なの…?

 
中学生から、こんなご質問が届きました。

「“ほしい”の want は、

 一般動詞なのですか?

 理由を教えてほしいのですが…」



とても良い質問ですね!

はい、結論からいうと、

“ want ”(ほしい)は「一般動詞」です。


おそらく、

「私は車がほしいです」を、

× I "am" want a car.

と書いて減点されたのですね。


大丈夫、安心してください。

want が一般動詞である理由

を、しっかり説明します。

さあ、成績アップへ、行きますよ!


■まずは準備体操を!

“えっ? 一般動詞って何?”

と驚いている中学生はいませんか。

でも、そんな皆さんは、

こちらのページをまだ読んでいませんね?


「一般動詞」と「be 動詞」の違い


大事な初級英語のコツを、

しっかり解説しています。


読んだあとに戻ってくると、

“すごく分かるようになったぞ!”

と実感がわくでしょう。


(ネット検索で、

 途中から読み始めた中学生も
 いると思います。


 大事なページは、リンクを貼って
 読めるようにしておきますね。

 英語のコツは、基礎から順に
 積み上げることです。


 一歩ずつ、実力アップできますよ!)



■“ want ”(ほしい)は、広い意味で「動き」

want は、英語話者の感覚では、

◇ほしい気持ちを「顔に出す」

という意味なのです。

なので、広い意味で動きなのですよ。


たとえば――

スーパーのお菓子売り場で、

男の子がお母さんの腕を引っ張り、

“チョコレートがほしい”と言っています。


「僕は、このチョコがほしい

“I want this chocolate." (chocolate [チョコレット])


ダメよ、ダメなのよと言われても、

男の子はあきらめません。

ほしいと言い続けています。


さて、皆さんはここで、

演劇部員になったつもりで、

この男の子の真似をしてください。


“I want this chocolate."


口まねだけじゃなく、

本当に演劇のようにやってくださいね。


“I want this chocolate!"


もう気づいたと思うのですが、

このときの「ほしい」(want) は、

アクション(動作)が付いていますよね。

------------------------
ほしそうな表情

お母さんの腕を引っ張る

チョコを指さす

何度も言い続ける

その場に座り込む

泣きまねもする
------------------------

皆さんの名演技もすごかったですが、

子供たちの「ほしい」は、

全身で、思い切り表現されます。


ですから、

「ほしい」は動作なのです。


want「一般動詞」の仲間なのは、

こんな理由です。

今日もレベルアップしましたね!



■“ want ”は、「です」がなくても使える

もう1つ、大事なコツを言います。

準備はいいですか。行きますよ――


△ want の訳は、「ほしい」しかない

という思い込みは、捨てましょう

他の訳し方もあるのですよ!


たとえば、

ほしいと思う

ほしがる

とも訳せます。


I want a good friend. 私は、親友がほしいと思う

They want a car. 彼らは、車をほしがっている


ほら、大丈夫ですね。

want は他の訳し方もできますし、

「ほしがる」なら、

動作という感じで、
ますます一般動詞らしいでしょう。


want は「一般動詞」である

もう納得しましたね。


ですから、疑問文は――

・あなたは、ラケットがほしいですか? Do you want a racket?

となります。

こちらのページで、解説した通りです。


否定文なら――

・私は、このC Dはほしくない。 I don't want this CD.

となります。

こちらのページで、解説した通りです。


英語の基礎がどんどんつながり、

楽しくなってきましたね!



<おまけ>

「私は車がほしいです」は、

「です」があるので、am (be 動詞)が必要では?

と、思っている人はいませんか。


もう一度言いますが、

「です」(be 動詞)なしで使えますよ。


なぜなら――

◇ want は「ほしいと思う」とも訳せる

からです。

(先ほど解説しましたね。)


× I "am" want a car.

と言えば、

「私は・です・ほしいと思う・車」となり、

×私は車がほしいと思うです

になります。


「思うです」は不自然ですね(笑)

ですから、am (be 動詞)は不要です


英語の大事なコツは、

I want a car. 私は車がほしい。」

I want a good friend. 私は親友がほしい。」

例文を覚えてしまうことです。


何度も何度も、口ずさんでいるうちに、

体に染み込み、もう間違わなくなりますよ。


「英語を話せる」とは、

慣れた表現がスッと、
自然に出ることなのです。


ぜひ音読を繰り返しましょう。

体が勝手に、覚えてくれますよ!



「よしっ!」

という声がたくさん聞こえました。

“ want ”が一般動詞であること

に納得できたのですね。


もちろん、「冒険」はまだまだ続きます。

“英語を使いこなす未来”へ――

さあ、出発の時間です!
 

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