「2けたの数」を式で表す方法! | 中学生の「数学」アップ術

教科ごとの勉強法

「2 けたの数」を式で表せ…?

 
中学生から、こんなご相談が届きました。

“2けたの自然数”を式で表せって…

 どう考えればいいですか。

 10の位が a とか、イメージしにくくて」



大丈夫です、コツがありますよ。

中2数学の

整数の性質

で、よく出てくる、

「2けたの自然数を式で表す」

という問題ですね。

以下で解説するので、
丁寧に読んでみてください。


いきなり文字で考えない ⇒ まずは「具体的な数」で!

「2けたの自然数」は、たとえば、

23、49、51、67・・・

といった数ですね。

当たり前ですが――

・10の位の数字

・1の位の数字


の2文字でできているのが、2けたの数です。


(で、ここで結論を急ぎすぎて、

 「10の位が a 、1の位が b の自然数を表せ」

 ⇒ ab です!(×)

 という間違いが多いんです。


 ab は「 a × b 」の事なので違いますよね。

 たとえば a = 2 、b = 3 だったら、

 ab は「6」なので、2けたじゃないですし…。


 間違いに納得することも大切です。



では、「23」という、

具体的な2けたの数

を使って、しっかりイメージしましょう。


中学生がイメージしやすいのは「お金」ですね。

仕組みを知るために、

「10円玉と1円玉を組み合わせてできる金額」

として、話を進めます。


たとえば、

「23円」を作るなら、

10円玉が2枚  ← 10円玉×2

1円玉が3枚   ← 1円玉×3

となりますよね。


つまり「23円」を式にすると…


23=10×21×3

     ↑     ↑
  [10の位] [1の位]


[10の位] + [1の位]

これで表せるんです!

2つの位の“合体”なので足し算ですね。


ですから、もし「65」なら、

10×6 + 1×5

となります。


■では、いよいよ文字で!

よくある問題は、

「十の位の数をa、一の位の数をb」

として、2けたの自然数を式で表せ、

というものですね。


ここまでの流れから、簡単に――


10×a1×b10 a + b

↑      ↑
[10の位][1の位]


こう考えることができます。

つまり、(答)10 a + b です。


答えを書く時には、

×(かける)の記号と、“1”は省略できますね。



<まとめ>

2けたの自然数は、

十の位の数がa、一の位の数をbであれば、

「10 a+b」

となります。


ステップ1: 「2けたの数」の仕組みを理解する

ステップ2: 「学校ワーク」で練習を繰り返す


⇒ すると、「10 a + b 」! とほぼ暗記できる。


このくらい“速く”なれば、

試験時間内にサクサク解けますよ!
 

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