“フォニックス読み”で、英単語の「発音」に納得! | 中学生の「英語」のコツ

教科ごとの勉強法

英単語の発音(読み方)が…。(2)

 
中学生から、こんなご質問をいただきました。

「“bus”と書いて、

 “バス”と読むのはなぜですか?

 “u”が入っているし、“ブス”では?」



すごく良い質問ですね!

小学校のローマ字では、
「u」を「う」と習います。

ですから、この疑問は当然です。

英語を学ぶ中学生のために、

英単語と発音のコツを、
これから解説していきますよ!



(「ローマ字」と、

 「本当の英語」には違う部分があります。

 それがどこなのかを知ることが、

 成績アップのコツと言えるのです!)


■アルファベットの「読み方」―― 準備体操から

アルファベットのお話です。

たとえば「C」を例に挙げましょう。


この文字の名前は「スィー」ですが、

発音(読み方)は [スィー] だけ
ではありません。


[クッ][ス] もありますね。

こうした読み方を、

フォニックス読み

というのでした。


「いうのでした……って、

 別記事があるのですか?」


と思った皆さん、その通りです。

こちらのページで、詳しく解説しています。


準備体操のページなので、

ぜひ読んでみてください。

その後で戻ってくると、

“すごく分かるようになったぞ!”

と実感がわくでしょう。


(ネット検索で、

 途中から読み始めた中学生も
 いると思います。


 大事なページは、リンクを貼って
 読めるようにしておきますね。

 英語のコツは、基礎から順に
 積み上げることです。


 一歩ずつ、実力アップできますよ!)



■アルファベットの「フォニックス読み」

では、準備のできた中学生に向けて、

本題へと進みます。


「文字の名前」と、

「読み方」(発音)は
異なる場合もあるのでしたね。


アルファベットは、こうした特徴を
もった文字なのです。


これから、アルファベットについて、

読み方(= フォニックス読み)をご紹介します。


(このページでは、

 初心者向けにカタカナで表記しますが、

 ネイティブの発音が知りたいかたは、

 「フォニックス」で
 ネット検索をしてみましょう。)


<「名前」と、「読み」の対比> [発音のコツ]

一覧にしました。

興味のある部分から練習しましょう。


A,a

[名前] エィ
[読み] ェア (あごを引いて、ちょっとにごった感じの[ア])

B,b

[名前] ビィー
[読み] ブッ (日本語の[ブ]から[ウ]を除く)

C,c

[名前] スィー
[読み] クッ (つなひきで踏ん張る時の「クックックッー」の[クッ])
     ス (日本語の[ス]から[ウ]を除く)

D,d

[名前] ディー
[読み] ドゥ (上あごに舌をつけて[ドゥ])

E,e

[名前] イー
[読み] エ (にっこり笑って「エヘッ」の[エ])

F,f

[名前] エフ
[読み] フ (下くちびるを軽くかんで、息を吹き出す)

G,g

[名前] ヂィー
[読み] グ (日本語の[グ]から[ウ]を除く)
     ヂ ([チ]をにごらせる)

H,h

[名前] エイチ
[読み] ハッ (ガラスみがきをするときに、息を吹きかけるように)

I,i

[名前] アィ
[読み] イ (日本語の[イ]と[エ]の中間)

J,j

[名前] ヂェイ
[読み] ヂ (口をとがらせて[チ]をにごらせる)

K,k

[名前] ケィ
[読み] クッ (“C”の[クッ]と同じ)

L,l

[名前] エル
[読み] ル (舌を歯ぐきに押しつけて)

M,m

[名前] エム
[読み] ム (くちびるとじて)

N,n

[名前] エンヌ ([ン]は小さく言う)
[読み] ンヌ ([ン]は小さく言う)

O,o

[名前] オゥ
[読み] ア (日本語の[オ]より口をたてにひらいて)

P,p

[名前] ピィー
[読み] プッ (たね飛ばしをするように)

Q,q

[名前] キュー
[読み] クゥ (のどのおくから音を出すように)

R,r

[名前] アール
[読み] ゥル (くちびるをとがらせて)

S,s

[名前] エス
[読み] ス (歯をあわせて、息を出すだけ)
     ズ (↑の[ス]をにごらせる)

T,t

[名前] ティー
[読み] トゥ (舌を歯ぐきにつけて)

U,u

[名前] ィユー
[読み] ア (びっくりしたときの[ア])

V,v

[名前] ヴィー
[読み] ヴ (下くちびるを軽くかんで、音を出す)

W,w

[名前] ダブリュー
[読み] ウ (くちびるをとがらせて)

X,x

[名前] エクス
[読み] クス (クスクス笑いの[クス])

Y,y

[名前] ゥワイ
[読み] ィユ ([ユ]の口をしてから[ィユ])
     イ (“I”の[イ]と同じ音)

Z,z

[名前] ズィー
[読み] ズ (“S”の[ズ]と同じ音)



以上が一覧となります。


さて――

では、ご質問の“bus”に戻りましょう。


上記のフォニックス読みで、

b、u、s を確認してください。

左から順に――

[読み]ブッ

[読み]

[読み]

となりますね。


「フォニックス読み」の便利さが
見えてきませんか?

そうなのです、これで読めるんです。


“bus”は、

“ブッ・ア・ス”と読み、

続けてすばやく読むと、

“バス”という発音になるのですよ!



さあ、中学生の皆さん、

発音の基礎が見えてきましたね。


特に、アルファベット3文字の英単語なら、

大半が「フォニックス読み」で
発音できるようになります。


表を使って、しっかり練習しましょう!

英語のコツが、見え始めますよ。
 

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