テストなんて怖くない!「疑問詞」を突破 | 中学生の「英語」のコツ

教科ごとの勉強法

「疑問詞」のテスト問題が、苦手です…。(重要!)

 
中学生から、こんなご質問をいただきました。

疑問詞のテスト問題が苦手です。

 “こんな返事” をもらえるように、

 疑問文を作れと…」



大丈夫、安心してください。

疑問詞で始まる疑問文について、

「テストのポイント」を解説しますね。


しっかり読めば、身につきます。

さあ、成績アップへ、行きますよ!


■まずは準備体操を!

“えっ? 疑問詞って何ですか”

“ yes / no で答えてはいけない?”

と驚いた中学生はいませんか。

でも、そんな皆さんは、

こちらのページをまだ読んでいませんね?


「疑問詞」とは何か

 ⇒ yes / no ではなく、“内容”を答える


大事な初級英語のコツを、

しっかり解説しています。

特に――

大きく差がつく what と who について、

中1英語の根本を示したので
ぜひご覧ください。



もう1つのページでは、さらに、

疑問詞―― where と when

も説明しました。

「疑問詞」に詳しくなれますよ。


読んだあとに戻ってくると、

“すごく分かるようになったぞ!”

と実感がわくでしょう。


(ネット検索で、

 途中から読み始めた中学生も
 いると思います。


 大事なページは、リンクを貼って
 読めるようにしておきますね。

 英語のコツは、基礎から順に
 積み上げることです。


 一歩ずつ、実力アップできますよ!)



■テスト問題の例

では、準備のできた中学生に向けて、

本題へと進みましょう。


テストに出る形式で、

「疑問詞」の問題をお見せします。

----------------------------------------

( )の部分をたずねる疑問文を作りなさい。

1.This is ( a book ).

2.She is ( my sister ).

3.You live ( in Nagoya ).

4.He plays soccer ( after school ).

----------------------------------------

では、さっそく解きます。


問題の意味は、

相手が(   )内のことばを
答えてくれるよう、


自分で考えて疑問文を作りなさい

ということです。


「問題の意味」が分かれば、

難しくないですよ!


1番は、

・相手に book (本)と言わせたい

     ↓ 本は、「もの」だから…

何 (what) を使えばいいんだな!

と、このように考えます。


what を使うことが分かったら、

(   )の中を what にしましょう。


◇This is ( What ).


まず、こんな風に書きます。

what の最初を「大文字」にしたのは、

疑問詞はふつう、文頭に来るからです。


つまり、「疑問詞」の疑問文は、

“疑問詞を先頭にすればよい”

ということです。

これが大事なコツですよ!


では、語順を決めていきましょう。


・This is ( What ).

   ↓ be 動詞の疑問文だから、is this...? の順

・is this ( What ) ?

   ↓ what が先頭に来るから…

What is this? (答)


このようになります。

What is this? (これは、何ですか)

が答えです。

このように質問すれば、相手は、

「本ですよ」 (a book)

と答えてくれますね!


(なお、「be 動詞」の疑問文が分からない人は、

 こちらのページをご覧ください。)



つづいて、2番です。


2番は、

・相手に my sister (私の妹)と言わせたい

     ↓ 妹は、「人」だから…

誰 (who) を使えばいいんだな!

と、このように考えます。


who を使うことが分かったら、

(   )の中を who にしましょう。


◇She is ( Who ).


こんな風に書きます。

who の最初を「大文字」にしたのは、

疑問詞が文頭に来るからですね。


では、語順を決めていきましょう。


・She is ( Who ).

   ↓ be 動詞の疑問文だから、is she...? の順

・is she ( Who ) ?

   ↓ who が先頭に来るから…

Who is she? (答)


このようになります。

Who is she? (彼女は、誰ですか)

が答えです。

このように質問すれば、相手は、

「私の妹ですよ」 (my sister)

と答えてくれますね!



3番は、

・相手に Nagoya (名古屋)と言わせたい

     ↓ 名古屋は、「場所」だから…

どこ (where) を使えばいいんだな!

と、このように考えます。


where を使うことが分かったら、

(   )の中を where にしましょう。


◇You live ( Where ).


こんな風に書きます。

where の最初を「大文字」にしたのは、

疑問詞が文頭に来るからですね。


では、語順を決めていきましょう。


・You live ( Where ).

   ↓ 「一般動詞」の疑問文だから、do you...? となる

・do you live ( Where ) ?

   ↓ where が先頭に来るから…

Where do you live? (答)


このようになります。

Where do you live? (あなたは、どこに住んでいますか)

が答えです。

このように質問すれば、相手は、

「名古屋に住んでいます」 (in Nagoya)

と答えてくれますね!


(なお、「一般動詞」の疑問文が分からない人は、

 こちらのページをご覧ください。)



では、4番です。


4番は、

・相手に after school (放課後)と言わせたい

     ↓ 時間帯を聞きたいから…

いつ (when) を使えばいいんだな!

と、このように考えます。


when を使うことが分かったら、

(   )の中を when にしましょう。


◇He plays soccer ( When ).


こんな風に書きます。

when の最初を「大文字」にしたのは、

疑問詞が文頭に来るからですね。


では、語順を決めていきましょう。


・He plays soccer ( When ).

   ↓ 一般動詞で、「3人称」の疑問文だから、does he...?

・does he play soccer ( When ) ?

   ↓ when が先頭に来るから…

When does he play soccer? (答)


このようになります。

When does he play soccer? (彼はいつ、サッカーをしますか)

が答えです。

このように質問すれば、相手は、

「放課後ですよ」 (after school)

と答えてくれますね。


語順と考え方のコツが、

ばっちりつかめたと思います!


(なお、“ does ” の使い方が分からない人は、

 こちらのページをご覧ください。)



「よしっ!」

という声がたくさん聞こえました。

「疑問詞」の使い方 (テスト形式)

に納得したのですね。


もちろん、「冒険」はまだまだ続きます。

“英語を使いこなす未来”へ――

さあ、出発の時間です!
 

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