グングン up! 「疑問文」の答え方 | 中学生の「英語」のコツ(be動詞)

教科ごとの勉強法

「疑問文の答え方」、どうすべき…?(be 動詞1)

 
中学生から、こんなご質問をいただきました。

疑問文の答え方が、苦手です…。

 Yes や No のあとも、続くんですか?」



すごく良い質問ですね!

結論から言うと、

Yes 、No だけで終わらず、
もう少し続けた方がよいです。



決まった答え方があるので、

しっかり解説しますね。

さあ、成績アップへ、行きますよ!


(なお、この記事では、

 「be 動詞の疑問文の答え方」

 を説明します。

 関連記事も、ご用意しますね。)


■まずは準備体操を!

“えっ? be 動詞って何ですか”

“疑問文って、何のこと?”

と驚いた中学生はいませんか。

でも、そんな皆さんは、

こちらのページをまだ読んでいませんね?


「be 動詞」の疑問文の作り方


大事な初級英語のコツを、

しっかり解説しています。


読んだあとに戻ってくると、

“すごく分かるようになったぞ!”

と実感がわくでしょう。


(ネット検索で、

 途中から読み始めた中学生も
 いると思います。


 大事なページは、リンクを貼って
 読めるようにしておきますね。

 英語のコツは、基礎から順に
 積み上げることです。


 一歩ずつ、実力アップできますよ!)



■1単語だけで答えるよりも…

では、準備のできた中学生に向けて、

本題へと進みましょう。


ご質問は――

Yes「はい」

No「いいえ」なのは分かるけれど、

1単語だけで答えてはダメですか?

というものでしたね。


結論から言いましょう。

相手の質問に対して、

「はい」「いいえ」と、

1単語だけ答えるのは、
ダメとまでは言いませんが、

ちょっとぶっきらぼうというか、
不親切な感じにはなります。

(相手としては、

 “すぐに話を終わらせたいのかな”

 “あんまり話したくないの?”

 と感じるからです。)


なので、目安としては、

3単語くらいの長さで答える方が丁寧

と言えるでしょう。

もちろん、笑顔や雰囲気もだいじですよ。


「はい」だけで無表情に終わるより、

「はい、そうなんですよ」

笑顔で言われた方が、
質問した側もうれしくなりますね。


彼は、先生ですか? Is he a teacher?

はい、そうなんです。 Yes, he is.


こうしたやり取りですね。

Yes だけで終わるよりも、
よい雰囲気で会話を続けられます。


"Yes, he is." を、

まずは何度も口ずさみましょう!

この後、コツを紹介します。



■Yes の答え方

では、Yes の答え方から。


彼は、先生ですか? Is he a teacher?

はい、そうなんです。 Yes, he is.


このように、

"Yes, he is." (はい、そうなんです)

を使います。


これはもともと、

Yes, he is a teacher.
 はい、彼は先生です。

なのですが、文末が省略できるので、

Yes, he is (a teacher) とカッコに。


カッコを言わなくなった結果、

Yes, he is.

となりました。


もちろん、カッコ部分を真面目に
答えてもかまいません。

He is a teacher. (彼は先生です)

yes をつけた状態

これが "Yes, he is." の土台です。


---------------------------------
<簡単な覚え方>

質問が、Is he...? なので、

答えるときには、he is の順に戻す。
---------------------------------

ルールはこれだけ。簡単です。


Is he a teacher? 彼は、先生ですか

・Yes, he is. はい、そうなんです。


もうバッチリですね。

she に変わっても、同じ発想でOKです。


Is she a pianist? 彼女は、ピアニストですか

・Yes, she is. はい、そうなんです。


コツが見えたと思います。

yes がどんどん使えますね!



■No の答え方

では、no も見ていきましょう


・彼は、先生ですか? Is he a teacher?

・いいえ、そうではありません。 No, he isn't.


これが基本パターンです。

"No, he isn't." (いいえ、そうではありません)

を使います。


これはもともと、

No, he is "not" a teacher.
 いいえ、彼は先生ではありません。

なのですが、文末が省略できるので、

No, he is not (a teacher) とカッコに。


カッコを言わなくなった結果、

No, he is not.

となります。さらに、

is not = isn't [イズント] と

まとめた方が言いやすいので、

No, he isn't.

となりました。


つまり――

He is not a teacher. (彼は先生ではありません)

no をつけた状態

これが "No, he isn't." の土台です。


(ちなみに、

 「not って何ですか?」

 「否定文って…?」

 と驚いた中学生は、

 こちらのページをご覧ください。

 not の使い方を解説しています。)


---------------------------------
<簡単な覚え方>

質問が、Is he...? なので、

答えるときには、he is の順に戻す。
---------------------------------

発想は、yes の時と同じですよ!


・彼は、先生ですか? Is he a teacher?

・いいえ、そうではありません。 No, he isn't.


・彼女は、ピアニストですか? Is she a pianist?

・いいえ、そうではありません。 No she isn't.


コツが見えましたね。

no は、こうやって答えましょう!



■「be 動詞」が are でも同じこと

ここまで、is を使ってきましたが、

"are" も、同じ発想でOKです。


・彼らは、芸術家ですか? Are they artists?

・はい、そうなんです。 Yes they are.


・彼らは、ピアニストですか? Are they pianists?

・いいえ、そうではありません。 No, they aren't.


-----------------------------------
<簡単な覚え方>

質問が、Are they...? なので、

答えるときには、they are の順に戻す。
-----------------------------------

これで、簡単に答えられます。


is notisn't のように、

are not を縮めたければ、aren't [アーント]

となりますよ。


(人によっては、

 they are not = they're not

 のように、they と are をくっつけますが、

 これは好みの問題です。)


「いいえ、そうではありません」の形として、

今回は、

No, he isn't.

No, she isn't.

No, they aren't.

3種類をご紹介しました。


定期テストは、「学校ワーク」から
たくさん出るので、

繰り返し練習してくださいね!



「よしっ!」

という声がたくさん聞こえました。

疑問文の答え方 (基礎編)

が分かったのですね。


もちろん、「冒険」はまだまだ続きます。

“英語を使いこなす未来”へ――

さあ、出発の時間です!
 

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