「２文字セット」のスペリングと発音！ | 中学生の「英語・英単語」のコツ

「２文字セット」の発音もあるんですか…？

　
中学生から、こんなご質問が届きました。

「“フォニックス読み” と “マジックｅ” でも

　読めない英単語が…。

　たとえば lunch （ランチ）。

　別な発音ルールがあるのですか？」

とても良い質問ですね！

その通りで、

他にも読み方のルールはあります。

中１英語のポイントなので、
ここでご紹介しますね。

■英単語の読み方―― まずは準備体操を！

「フォニックス読み」とか、

「マジックｅ」とか、何のこと…？

と思った中学生もいるかもしれません。

でも、そんな皆さんは、

こちらのページをまだ読んでいませんね？

アルファベットの読み方のコツ、

「フォニックス読み」について
解説しています。

もう１つのページに、続きもあります。

ぜひ読んでみてください。

（発音のコツをつかめば、

　中１英語をグンと上げられますよ！）

また、「マジックｅ」については、

こちらの記事で解説しました。

（発音とスペリングを、

　同時に得意にするコツです。）

読んだ後に戻ってくると、

“すごく分かるようになったぞ！”

と実感がわくでしょう。

英語のコツは、基礎から１つずつ
積み上げることです。

成績アップの道が開けますよ！

…

■「２文字の子音」の読み方（発音）

では、準備のできた中学生に向けて、

本題へと進みます。

「フォニックス読み」の原則は、

「１つの文字が、１つの音を表す」

というものですね。

ただし、時には、

◇「２つの文字で、１つの音を表す」

こともあります。

具体例はこちら――

・ｃｋ［クッ］ （ｃもｋも［クッ］と読むので）

（例）ｂａｃｋ（バック），ｋｉｃｋ（キック）

・ｃｈ［チ］

（例）ｌｕｎｃｈ（ランチ），ｃｈｉｍｅ（チャイム）

※ ご質問のｌｕｎｃｈが読めましたね！

・ｓｈ［シ］　（「シィー！静かに！」の時の「シ」です）

（例）ｓｈｏｐ（ショップ），ｆｉｓｈ（フィッシュ）

・ｔｈ［ス・ズ］ （にごらない［ス］と、にごる［ズ］があります）

（例）ｂａｔｈ（バス），ｔｈｉｓ（ズィス）

※ ｔｈは、“舌先を歯ではさむ”音です。

　はさんだまま、息を吐いてください。

・ｗｈ［フゥ］ （くちびるとがらせて、ろうそくの火を消す感じ）

（例）ｗｈｉｔｅ（ホワイト），ｗｈａｔ（フアット）

・ｎｇ［ング］ （息を鼻にぬきながら）

（例）ｋｉｎｇ（キング），ｌｏｎｇ（ロング）

・ｐｈ［フ］　（“ｆ”と同じ音です）

（例）ｐｈｏｔｏ（フォト），ｄｏｌｐｈｉｎ（ドルフィン）

いずれも、ポイントになる英単語です。

ぜひマスターしましょう！

…

■同じ子音が連続したとき

ついでに、発音ルールをもう１つ。

ｌｅｔｔｅｒ［レター］

ｃｏｆｆｅｅ［カーフィー］（コーヒー）

ａｐｐｌｅ［アップル］

これらの単語には、

“ｔ” “ｆ” “ｐ” の子音が
２つ並んでいます。

でも、

「トゥトゥ」「フフ」「ププ」などと、
２回は読みません。

このように、

◇「同じ子音が２文字ならぶ ⇒ 読むのは１回！」

というルールがあります。

…

さあ、中学生の皆さん、

発音とスペリングのコツが分かり、
楽しくなってきましたね。

楽しむことで、実力アップします。

どんどん声に出して読みましょう！

ご紹介したルールの他に、

・「違う文字の連続した子音」

・「２文字母音」

といったものもあります。

別の機会に取り上げるので、

どうぞお楽しみに！
　