be動詞の秘密―― 「動詞」なのに“動かない”!? | 中学生の「英語」のコツ

教科ごとの勉強法

「動詞」なのに、“動かない”の…?(重要!)

 
中学生から、こんなご質問をいただきました。

「英文は、主語+動詞なのですね。

 ただ…“動き”がない時は?

 “彼は先生です”みたいな文で…。」



すばらしい質問ですね!

あなたの疑問は、

成績がすごく上がる、
重要ポイントに触れています。



英語の「動詞」には、

“動き”ではないものもある

という大事な話をしましょう。

さあ、成績アップへ、行きますよ!


■まずは準備体操を!

もしかすると、

“主語+動詞って何のこと…?”

と思った人もいるかもしれません。

でも、そんな皆さんは、

こちらのページをまだ読んでいませんね?


◇日本語と英語の、「語順」のちがい

◇英語は「主語+動詞」で文が始まる

という大事なコツについて、

解説しています。


もう1つのページでは、さらに、

英語が得意になる、「ツッコミ」法

も紹介しました。

「英語を話せる」ようになりたい人に、

 超オススメの技です。)


読んだあとに戻ってくると、

“すごく分かるようになったぞ!”

と実感がわくでしょう。


(ネット検索で、

 途中から読み始めた中学生も
 いると思います。


 大事なページは、リンクを貼って
 読めるようにしておきますね。

 英語のコツは、基礎から順に
 積み上げることです。


 一歩ずつ、実力アップできますよ!)



■“動き”のない文とは?

では、準備のできた中学生に向けて、

本題へと進みましょう。


「ツッコミ」法を使えば――

英語の「語順」は、

次の7つの要素が、
順番に並ぶのでしたね。


---------------------------
①だれが(なにが)主語
②なにをする    ← 動詞

③なにを(だれに)
④どうやって

⑤どこで
⑥いつ

⑦なぜ

---------------------------

そして、今回のご質問は、

(1)「彼は先生です」

(2)「はちみつは、甘いです。」


このような文ですね。


“なにをする” ← 動詞

が、ないのでは?

というご質問でした。


はい、たしかに、

「する」系の語(=動き)はありません。

しかし、英語にする場合、

それでも「動詞」はあるのです!


このことをご説明しましょう。


(1)(2)を英語にすれば、

-------------------------
(1)He is a teacher.
     ↑
    動詞

(2)Honey is sweet.
       ↑
      動詞
-------------------------

こうなります。


「is = です」なので、

「彼は・です・先生」

 (He is a teacher.)

「はちみつは・です・甘い」

 (Honey is sweet.)

となるのです。


つまり、英語の特徴として、

こういうことが言えます。

--------------------------------
・英語の「動詞」は、

 “動き”を表すとは限らない。

      ↓
「です」が動詞になることもある!
--------------------------------

これは非常に大事なコツです。


「です」は、英語では一般に

be 動詞 (びー・どうし)

と呼ばれるもので、

中1英語の重要ポイントです。


そして、be 動詞の代表

最も多く使われるのが、
今回とりあげた is なのです。



「です」が含まれる日本語を
英語にする時に、

is が活躍する場面は多いですよ。


(be 動詞には、

 もちろん他のものもあるので、

 別記事で詳しく取り上げますね!)



<まとめ>

英語には2種類の文があって、

ひとつは「動きの文」です。

“なにをする”がはっきりした
文のことで、

「食べる」「歌う」「走る」など、

動きの話をします。

(まさに「動詞」という感じですね。)


そして、もうひとつは――

先ほど取り上げた、

「動きのない文」 (= 紹介文)

となります。


具体的には、

「~です」(~だ)

が当てはまります。


人に写真を見せながら、

これが父です

これが母です

などと“紹介する”ときによく使うので、

私は「紹介文」と呼んでいます。


“動き”ではなくても、

「です」 が、英語では動詞になる

ことを押さえましたね。

英語のコツを、また1つ
身につけたと言えますよ!



(なお、「です」の他にも、

 「ある」「いる」「存在する」などが、

 “動きではない動詞”になります。

 出てきたときに解説しますね。)


今回の結論として――

中学生の皆さんに
知ってほしいことは、

◇英語の文には、「必ず動詞がある」

という事実です。

たとえ“動き”がなくても、

「です」や「ある」などが
動詞になるからです。


主語のすぐ後ろに、置いてくださいね!



もちろん、「冒険」はまだまだ続きます。

“英語を使いこなす未来”へ――

さあ、出発の時間です!
 

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