「比例のグラフ」は、すぐかける! | 中1生の「数学」のコツ

教科ごとの勉強法

中1です。「比例のグラフ」、かき方のコツは…?

 
中学生から、こんなご質問をいただきました。

比例のグラフのかき方が分かりません。

 簡単にかける方法はありますか?」



はい、もちろんありますよ!

今からコツを解説するので、

特に中1生の皆さんは
丁寧に読んでみてくださいね。


■原点の他に、もう1点を探そう

比例のグラフは

必ず原点(0,0)を通る

直線になる

という2つの特徴があります。


直線は、2点を結べばかけますから、

原点以外に、もう1点を見つけて、
原点とそれを結べばOKです。


(これが中1数学のコツですよ!)


では、もう1点の見つけ方を説明します。

とりあえず、

“x=1”を代入しましょう。


たとえば、

“y=2x”のグラフなら、

x=1 を代入すると y=2 → 通る点は(1,2)

このように分かります。


“y=3x”のグラフなら、

x=1 を代入すると y=3 → 通る点は(1,3)

このように簡単に分かります。

中1数学のコツが、見えてきましたね!


もちろん、

比例定数が負の数(マイナス)でも
同じように考えられます。



“y=-2x”のグラフなら、

x=1 を代入すると y=-2 → 通る点は(1,-2)

このように分かります。


“y=-3x”のグラフなら、

x=1 を代入すると y=-3 → 通る点は(1,-3)

簡単ですね!

中1の比例グラフは、このように
簡単にかけるんです。



比例定数が負の数(マイナスの数)なら、

グラフの直線は、
右に向かって下がっていきますよ。


実際に点を取って、確かめてくださいね。



<おまけ1>

比例定数が「分数」だったらどうすればいいの?

y = 3 / 4 x (4分の3 x )のグラフは?

ということを知りたい中学生もいるでしょう。


そんな皆さんのために、詳しい記事を

こちらのページに用意しました。

これで疑問は解決しますよ!



<おまけ2>

“適当な整数”とは?

数学の教科書や参考書では、

比例のグラフについて、

「原点以外のもう1つの点は、

 x に“適当な整数”を代入すると分かる」

と説明されることがあります。


これは要するに、

“x=1”を代入するのが簡単ですが、

それ以外の数(※)を使ったとしても、

通る点を見つけることはできる
という意味です。


(※ x に、2や3、あるいは、
 マイナスの数を代入しても大丈夫です。)


ただし、x = 1 を代入するのが、

いちばん速いことが多いので、
この方法をまずお勧めしています。



「教科書の説明が分からない…」

と感じていた皆さんも、

これで意味が分かりましたね!



さあ、中1生の皆さん、

これで次回の定期テストは
期待できますね。


定期テストは「学校ワーク」から
たくさん出題されるので、

繰り返し練習しておきましょう!
 

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