「計算ミス」を減らす方法! | 中学生の「数学」勉強法

教科ごとの勉強法

「計算ミス」を減らす方法は、ありますか?

 
中学生から、こんなご相談が届きました。

「計算問題のミスが多いです…。

 計算ミスを減らす方法はありますか?」



はい、もちろん方法はあります。

大切な話をするので、
しっかり読んでくださいね。


■成績の良い人ほど、「途中の式」を書く!

ミスの原因を考えるには、

“成績の良い人”の習慣が参考になります。

(ミスと深い関係があるからです。)


成績の良い中学生の多くは――

「途中の式」をきちんと書く

という習慣があります。

ですから、数学教師は、

答案をちらっと見るだけで、

その生徒さんのスコアが
予想できてしまいます。



一方、ミスが多いと悩んでいる、

あなたの答案はどうでしょうか。

途中が汚く書いてあったり、
飛ばし書きされていて、


答えだけがポンと書いてありませんか?


×答えが合っていれば、
 途中なんてどうでもいいんじゃない?


×途中を書くのは面倒だし、
 暗算中心で、途中は走り書きです…。


こういう中学生は多いですが、

はっきり言ってそれでは伸びないですよ。

数学のスコアが上がらない
大きな原因の1つですし、


ミスが多いのも、大抵このせいです。


“わ、自分も当てはまる…”

と思った人は、

「気づいた時が、変える時」

という魔法の言葉をつぶやいて下さい。

オール5家庭教師の呪文です。

そうやって先輩たちは、
毎年たくさん合格していますよ。


■「うっかりでした」は下手な言い訳 ⇒ だって「いつも」でしょう?

では、計算ミスを減らす方法です。

断言してしまいますが、

途中式をきちんと書けば、
ミスは確実に減ります。


グングン成績を上げられるので、

ウソだと思っている暇に、
試してみる方が得です。


(試すだけで受かりやすくなるなら、
 信じる方が得でしょう。

 と、このサイトは繰り返しています。)


では、「途中式」について、

もう少し詳しくお伝えしますね。


皆さんは自分について、

「なぜ計算ミスをするのだろう…」と、

原因をしっかり考えた事はありますか?


×「なぜって……ただのうっかりですよ」

×「理由なんてないです。気分、気分」



今日はズバズバ指摘しますが、

世の中に「理由のないもの」なんて
ほとんどないですよ。


理由はあります。
あなたが認めたくないだけです。

「面倒くさがっている自分」に、

気づかない振りをしているだけです。


ほとんどとどめの一撃ですが、
はっきり言いましょう。

あなたが落ちるとしたら、
たぶんそのせいだと思います。


「途中の式」を書かないせいで、
望む高校に入れないかもしれません。


さあ、皆さん、

呪文の用意はいいですか? そうです――


「気づいた時が、変える時」

「気づいた時が、変える時」

「気づいた時が…(ブツブツ)」





ちょっと怪しくなってきた所で、

真面目に行きましょうか。(笑)


ホントの話、

×「うっかり間違えちゃった」

などと言っていても、計算ミスは直りません。

“直し方”があるんですから、
それを知らないとダメです。


それが、「途中式」を書くことです。

ちょっとした心がけの話なんですよ!

点数を上げる習慣、というやつです。


(この面から言えば、

 「習慣だけ」でも点数は結構上がります。

 頭が良くならないと
 点数は上がらないなんて、

 まったくの思い込みです。

 皆さんの持っている“今の頭”だけで、
 もっともっと点は取れますよ。)


では、以下のポイントを参考に、

「途中式」を書いて計算をして下さいね。

グングン上がって、きっと驚きますよ!



[途中式の書き方]


「=(イコール)」は縦にそろえて書く。

 特に方程式では、絶対にそうすべき。


ノートはゆとりをもって、広く使う。

 たとえば、分数の計算は、2行使って書く。

 「3分の2」と書きたいなら、
 分子に1行、分母に1行を使う。



 (ノートをケチケチ使う人は、

  テストのスコアまで
  みみっちいものになります。


  それって、心も狭いかも…)


◆何でも暗算で済ませようとしない。

 筆算を遠慮なくしよう。

 計算の跡も消さずに残しておくべき。


 (そろばんが大得意で、
  何ケタでも来い!という人以外は、

  筆算をした方がよいでしょう。

  それに、計算の跡を残しておけば、

  見直しの時、自分がどこで間違ったか
  よく分かりますよ。


  “終わったテストはもう見ません”

  なんて言っている人に、
  それ以上の学力はつかないでしょう。

  過去を振り返らない人に、
  大きな成長はないからです。



◆字を丁寧に書き、「見やすい数字」にしよう。

 他の人に読めない“走り書き”は、

 結局後で、自分が読んでも
 読めなくなります。


 復習・見直しができないので、
 不合格への道をまっしぐらに…


 でも逆に言えば、

 普段からきちんと書くだけで、

 ・見直ししやすくなり

 ・ミスもすぐ見つかり


 ⇒ 得点がグングン上がる!


 これが数学のコツです。

 だから「習慣の問題」なんですね。


「自分は今、どこを計算しているのか?」

 つねに確認して、落ち着いて書く。


 たとえば、ちょっと難しい方程式で、

  x(エックス)の解が3と出た瞬間、

 「やった~!!」と喜んで、

 すぐに「答え:3」と書いたりしていませんか。


 ・単位を書き忘れたり

 ・y (ワイ)の値を出し忘れたり



 そういったミスは、よそ見をせずに、

 問題文(問われたもの)を見直せば、
 必ず防げます!



<おまけの一言>

上記のように、

途中式をきちんと書くと、
自分の癖が、はっきり見えます。



◆小学生レベルの、基礎計算が苦手

計算の順序を正しく理解できていない

 (足し算より、「掛け算」が優先と、
  小学校で習いましたね。)

いつもマイナスをつけ忘れる…

◆数字の見間違い・見落とし

 (たとえば、「100」と「10」を間違う)


…などなど、あなたが今まで、

「うっかりですよ、うっかり」

と言っていたものは、

いつも同じタイプのミスである事が
はっきりします。


理由がないのではなく、

「あなたの癖」という、
明らかな原因に気づくのです。

そして気づいた時が――


そう、「変える時」!!!


…というわけで、

「途中式」をしっかり書くことで、

ミスの原因を自分なりに見つけ、
取り除いていきましょう。

これで数学のスコアは上げられますよ!
 

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