「文字式」を作るコツ! | 中1生の「数学」アップ法

教科ごとの勉強法

中1です。単位が「a 冊」なら、どう計算すれば?

 
中学生から、こんなご相談をいただきました。

「120円のノートを a冊買ったら、何円

 のような問題が苦手です。

 コツを教えてもらえますか?」



はい、もちろんコツはあります。

文字の計算はできるけど、
「文字式を作る」のは苦手…

そんな中1生は多いですよね。

でも、大丈夫ですよ!

苦手意識を克服できる考え方を、
以下でご紹介しましょう。


■いきなり「a 冊」で考えない ⇒ まずは「1冊」「2冊」

質問してくださった問題ですが、

もし「a冊」ではなく、「1冊」だったら
いくらになるか分かりますね。

(1冊なら、簡単ですよね。)

では、「2冊」なら何円でしょう?
そして「3冊」なら?

そうです、1冊なら120円、

2冊なら、240円、
3冊なら、360円ですね。

その「金額」、どうやって求めました?

(つまり、“何算”をしましたか。)


―― そう、「掛け算」ですね!


「120×(買った冊数)」という式で、

1冊だったら 120×1=120(円)
2冊だったら 120×2=240(円)
3冊だったら 120×3=360(円)


これができるなら、もう難しくないですよ。

上の3つの式をよく見ると、
変化しているところがありませんか?

そうです、

「1冊」「2冊」「3冊」に合わせ、

「×1」「×2」「×3」になっているんです。


だから、「a 冊」なら、

「× a」にすればいいだけなんです!


(式)120× a =120a(円)


答えを書く時には、

×(かける)の記号は省略できますね。



<まとめ>

「a 冊」や「x 人」といった、

あいまいな言い方が文字で出てきても、

あせらずに…

「1冊」「2冊」「3冊」と、
いちど具体的に考えてみましょう。


すると、今回のように、

小学生と同じ発想で、
足し算や掛け算をすればいいだけだと、

気が付くことが多いですよ。


怖がらずに、ノートの端などを使って、

まずは「具体的な数」
計算してみましょう。

意外に簡単に、式を思いつく事が多いですよ!

これが「文字式」のコツです。

中1数学の大事なポイントを、
しっかりつかみましたね。
 

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